
薄毛が気になったらとりあえず『育毛剤』って思ってたんだけど、実は『発毛剤』ってのも存在するんだね?何が違うの?

髪の毛を増やしたんだよなぁ…。『育毛剤』と『発毛剤』ではどっちを使えば良いんだろう?
「発毛」と「育毛」
ニュアンス的には同じような意味に感じてしまいますが、実際のところ、何がどう違うのか?
このページでは、
についてわかりやすく説明します。

実はは育毛剤と発毛剤の使用用途は違います。育毛と発毛の違いについて理解して正しく活用しましょう。
理容師歴20年以上、自身も薄毛に悩んでいたことから育毛の研究をしながら、薄毛に悩む方へ向けたWEBサイト運営や直接アドバイス等をしています。『髪の毛で悩むこと無い生活を!』をモットーに日々活動しております。
発毛と育毛の違いとは?
発毛と育毛は、よくごっちゃにされがちです。
しかし、厳密にいうと”発毛”と”育毛”は同じではありません。
薄毛対策においては、特にその意味は異なります。
そのため、”発毛剤”と”育毛剤”でも使用用途は全く違います。
一般的な認識としては、発毛剤は育毛剤の中に分類されていると思います。
これは、大きな間違いで両方とも髪の毛(正確に言うと地肌)に付けるものですが、発毛剤と育毛剤は使用用途が全く違います。
まずは、発毛と育毛の違いから説明していきます。
発毛とは?
発毛とは、シンプルに言うと髪の毛を生やすことです。
髪の毛が抜けてしまった頭皮に髪の毛を生やすことを言います。
逆にいうと、髪の毛が生えていなかった部分に髪の毛を生やすことはできません。
あくまでも、髪の毛があった毛穴に再度髪の毛を生やす行為のことを言います。
「おでこが後退してきたんだよね…」
「最近は髪が薄くなって地肌が透けるんだよね…」
という人は、発毛はおすすめです。
育毛とは?
育毛は、今ある毛を育てることです。
髪の毛を抜けにくい状態に育てたり、髪の毛に栄養を与えて太く健やかな状態にすることを言います。
ですので、育毛行為事態に髪の毛を生やす効果はありません。
農業に例えるなら、
- 発毛行為は種をまくこと
- 育毛行為は肥料を与えること
となります。
- 今以上、髪の毛を減ると困るなぁ
- 将来のために薄毛予防をしとこうかなぁ
という人は、育毛がおすすめです。
発毛剤と育毛剤の違い
発毛と育毛で意味が違うのですから、発毛剤と育毛剤の使用用途も異なります。
それぞれ、どのような用途があるのかしっかりと確認して、どちらが自分に最適かしっかりと確認しましょう。
発毛剤
発毛剤は、薄毛の治療ために使う医薬品です。
抜けてしまった髪の毛を元の状態に近づけるために、髪の毛を生やすことを目的に使われます。
医薬品に分類されるので、利用するには医師や病院から処方してもらう必要があります。
育毛剤
抜け毛の予防のために使う医薬部外品です。
今ある髪の毛が抜けないように、予防を目的として使われます。
医薬部外品なので、医師の処方など必要なく、誰でも手に入れることができます。
発毛剤と育毛剤の違いがわかる表
発毛剤 | 育毛剤 | |
分類 | 医薬品 | 医薬部外品 |
用途 | 薄毛の改善・治療 | 抜け毛の予防 |
対象 | 髪の毛が減った人・生やしたい人 | 今ある髪をキープしたい人 |
こんな方が対象というイメージ | ![]() |
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発毛剤は副作用がある?
発毛剤は、もともと血圧降下剤として開発されているために、全身性の副作用が起きる可能性があります。
発毛剤の主な副作用としては、
があります。
それに比べ育毛剤の副作用は発毛剤ほど強くなく、あるとしても化粧品などとほぼような副作用です。
育毛剤の主な副作用としては、
があります。

持病やアレルギーをお持ちの場合は、かかりつけの医師に相談してから発毛剤や育毛剤を使うことを強く勧めます。
薄毛の対策・予防なら低リスクの育毛剤がおすすめ
前章で説明したとおり、発毛剤の副作用は重症化すると大変危険です。
それに比べ、育毛剤の副作用は肌に合わない場合に起きる症状が多いので、余程なことが無い限り重症化の可能性は低いです。
育毛剤の副作用が出る人は、恐らく肌につけるものならなんでも起きやすいと思いますので、自分が肌が強いのか弱いのかの自覚があると思います。
既に薄毛でお困りの場合は、医師に相談して発毛剤を使うしかありませんが、今後の予防のためにケアしたいのであれば育毛剤を選ぶべきでしょう。
育毛剤は、医薬品ではないので副作用の心配が少なくて済みます。
将来、薄毛になって発毛剤に頼るようにならないためにも育毛剤の習慣を身に着けておくと良いでしょう。
まとめ
多少リスクがあっても、
薄毛を治したい!
髪の毛を増やしたい!
と思うのであれば、発毛剤になります。
将来、薄毛にならないように今のうちからケアしたい!
と考えるのであれば、リスクも少ない育毛剤を選びましょう。
既に薄くなっている人の場合は、自分で判断するのではなく『オンラインAGAクリニック』等でAGA専門医に相談されると良いでしょう。
一昔前は、実際にクリニックに通わないとAGA治療は受けられませんでしたが、最近ではオンラインで医師に診察してもらえるのでとても便利です。
治療を開始するまでは、一切お金もかからないので気軽に無料カウンセリングなどを利用してみましょう。